二重内陸国で海に出る為には二つの国境を超える必要がある

リヒテンシュタイン公国は、ファドゥーツを首都とする西ヨーロッパの内陸国です。

歴史的にドイツ連邦の解体に伴って独立をした国家であるため、言語にはドイツ語が用いられています。

国名もドイツ語であり、正式にはフュアシュテントゥーム・リヒテンシュタインという長い名前になっています。

リヒテンシュタイン公国の首都は、ファドゥーツですが、実際の中心都市はファーンと呼ばれるシ大都市であり、この都市を中心として様々な産業が発達しています。

この国は、他の地域にはない特徴を多く持っていますが、その中でも特徴的なのが国の面積の小ささです。

国土はわずか160平方キロメートルであり、一国の規模としてはかなり小さな部類に入ります。

人口も3万人超と少なめの人数で構成されており、特殊な国家として安定を保っています。

この規模であるため、スイスと同じく永世中立国を宣言している上に非武装の国としても知られています。

国の防衛に関しては、スイスとの同盟により外交と合わせて歩調を合わせているのが現状です。

またもう一つの特徴としては、国家元首が君主である君主制を採用している点にあります。

国王が存在している国は、ヨーロッパにもいくつかありますが、その多くは小腸となっており、政治的な実権を握っていることはあまりありません。

しかし、リヒテンシュタインでは、リヒテンシュタイン家の党首が国家元首となるという立憲君主制が継続しており、ヨーロッパ最後の絶対君主制の残っている国であるという表現がされるほど、政治的な権力を持っています。

しかし実際には、議会を設けて民主的な政治を行っていますので、絶対君主であるという表現は適当ではないでしょう。

一国の首都としては、規模の小さいファドゥーツは、あまり知られている存在ではありませんが、この様な政治の場として存在しています。

又この国の特徴を示す言葉に、二重内陸国であるという言葉があります。

これは、内陸国に囲まれた内陸国であるということを意味しており、海に出るためには、どちらの方向に進んだとしても二つの国境を超える必要があるのです。

とは言え、隣国のスイスとは同盟関係にあり、往来にストレスはありません。

また周辺国とのトラブルもありませんので、国家間の移動に必要以上にストレスを感じることはないでしょう。

近年では、工業や観光などの産業の発展に伴い移住者も増えてきています。

それに伴って犯罪件数が増えてきているのが、今後の課題とされているのです。